今日は作家さんに会いに岡山の備前に行ってきました。
備前と言っても今回会いにいってきたのはガラスの作家さんです。
花岡央さんの工房「HIROY GLASS STUDIO」へ行ってきました。
3ヶ月ほど前に作品を見せて頂きぜひお会いしたいと思いやっと行くことが出来ました。
偶然ですが実は奥様も一度お会いしていました。
2年ほど前に、大阪にある料理教室の企画で wad で器のお話をさせて頂く事がありました。
奥様はこちらにご参加いただいていて、その時にお会いしていました。
世の中狭いです・・・。
ガラスは固いものですが、花岡さんの作るグラスは”柔らかく”感じます。
正反対の言葉で、実際は固いものなのですが、フォルムか、色か・・・。何がそうさせるのかわかりませんが柔らかな暖かみがあります。
この写真のグラスは米粉を使い吹くとこんな淡いブルーになるそうです。
実際に僕も花岡さんのススメで一度グラスを作らせていただきました。
1000度以上の窯の前で暑く、とても過酷な環境でガラスはできます。
夏場でも冬場でも同じ環境で製作をされています。
一つの器ができるのにかかる労力は凄いものがあります。
勉強になりました。
今回はぐい飲みを数点セレクトして持ってかえってきました。どれも魅力的な器です。
週末より随時出していきます。
6月半ばから後半にかけて随時新しい作品も届きます。
ぜひお楽しみに。
花岡央
「HIROY GLASS STUDIO」
http://www.hiroyglass.com
その後、備前の陶芸家探しをしていました。
備前陶芸美術館で様々な作家や窯元の作品を見てると、一際、僕の目に留まる作品を作ってる作家を見つけました。
備前焼の枠にそこまでとらわれず、備前の土で鉄分の多い土を使い黒い備前を作ってたり、裏庭の土を使い、短めの登り窯で焼き閉めた南蛮など。面白いマニアックな作品に目が留りました。
陶芸美術館のスタッフに声をかけ、住所を教えてもらい少し離れていましたが行ってきました。
備前焼の「藤原章」さんの工房です。
カーナビも対応しない場所なので、途中まで迎えにきてくださいました。
山の小道を抜けるとそこにあるのは、ジブリ映画に出てきそうな家でした。
とても自然がたくさんでイノシシにシカは当たり前だそうです。
実は藤原さんも偶然ですが、お話をしていると僕と同じ奈良出身でした。
それも小学校、中学校が同じで、実家も近いです・・・。
僕より学年は一つ上なので、姉の同級生でした。。。。
岡山の山奥で出会った作家さんは地元の先輩でした。
引き寄せてます。笑
そんな偶然もありながら、作品を持ってかえってきました。
荒い土を使ってしっかり焼き締まってます。飽きがきません。
こちらも随時店頭に並べていきます。
長い一日でしたが、満足の一日でした。